神影ジャーナル

2021年度もコロナの影響もあり、皆さんと一緒に動く活動は自粛しました。工房としてできる仕事として、淡河町神影の昔の写真を集めた記録を作成しました（神戸市北区区民提案型助成事業）。地域の方にお願いして、ご自宅等に残る昔の写真の提供をお願いし、全部で集めた写真は　78枚になりました。 また、会員だけではあるが、現地確認を行ない、現状の写真を参考に撮影しました。

その結果を神影ジャーナルという形で、16頁にわたる冊子を作成しました。必ずしも多くの方からの提供ではなかったが、貴重な資料を集めることができた。特に、過去の資料で出ていた芝居小屋の雰囲気が、昭和30年代の資料から見つけることができたのは、今回の大きな成果だと思っています。

2年前に調べた資料（石峯寺絵図）には、石峯寺の正面に芝居小屋の表示がありました。参詣客狙いと想定されましたが、常設だったのか、観客席の規模などは不明でしたが、往時の姿が60数年前の資料で偲ばれることができました。