旧神影共有林
淡河の山林の歴史資料を調査
神影は、淡河町の北端で、石峯寺の北側は、三木市吉川になります。淡河は播磨国美濃郡ですが、南側は摂津国武庫郡で、境界が神戸青少年公園区域の南側、志久峠になります。
かつての山は、薪炭や肥料採取など、農村生活に密接に結びついていました。いわゆる里山です。一般的には、田畑に近いところが、そのように使われていた区域だが、この志久峠は付近に神影の共有林があったことがわかりました。ただ、この場所は神影からは結構遠い。直線距離で4.5km、道を通って5km以上、標高差は150mくらいだが、途中に一山あるので、現代人にはきつい。
この辺の共有の概念は、最近各地で勉強させていただいているのだが、例えば、共有名義で登記されている土地と個人名だが村の共有、全くの個人山など、これは神影の例ではないあが、奥が深いと思った次第であります。
丁度、神影のかつての生活写真をお借りできないかお願いしているところであるが、そんな山の件もわかれば良いと思っています。
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